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被災者支援と復旧に総力を!/「商売も農業も続けられない」悲痛な叫び/日本共産党 仁比参院議員、白川さんらが被災地に/大洲市

2018年07月11日(水)

 

肱川から大量の濁流が流入した柚木地区の堤防を調査する(右から)白川、梅木、仁比、池田氏ら(10日、大洲市)

 

水没し、泥土に覆われ、被災した街、片づけと清掃に追われる住民、懸命に泥をかき出すボランティア。日本共産党の議員や党員は、被災現場や避難所で住民の要望を聞き、早急な対応を行政に求めるなど各地で奮闘。10日には仁比聡平参院議員と白川容子党四国ブロック国政対策委員長が大洲市の被災現場を訪れ、被災者を見舞いながら要望を聞きました。豪雨災害で愛媛県では、死者26人、床上浸水5245世帯、床下浸水も2341世帯と大きな被害が出ています。被災者支援と復旧に総力を上げることが国や県、自治体には求められています。

 

肱川が氾濫して死者4人、浸水被害約4600世帯など甚大な被害が出た大洲市。「背丈まで水がきた。店を続けられるだろうか」「トラクターも水没した。農業やめんといかん」などと被災者は悲痛な叫びを上げます。


仁比氏は「被災住民すべてに支援の手を差し伸べるために国や行政は早急な対策を取らねばならない。私も全力でがんばります」と激励しました。


梅木かづこ大洲市議が案内し、関根律之内子町議、ダムはいらない大洲市民の会の池田亀菊代表らが同行しました。


市政の「最重要施策」とされた拠点開発で、大型店や量販店の立地が進んだ東大洲地区。濁流が市街地をのみ込み、2階近くまで水没。一面、池のようになった街。いたるところで商品を大量に廃棄していました。


仁比氏らは、東大洲のJAたいきを訪問。直売所「愛たい菜」も浸水し、深刻な打撃を受けました。


田渕博幸専務は「被災農家が出荷できないだけでなく、被害を受けていない農家も出荷する場所がなく、出せない。時間との勝負です。農家の怒りがどんどん伝わってきます。ハウスがやられ、農機具もやられている。支援策をお願いしたい」と訴えました。


肱川を鹿野川ダムまで遡ると、どの集落も家の前に泥まみれの家財道具を山積み。大川地区では、鉄製の大成橋が丸ごと流され、岸にひっかかっていました。肱川支所の階段には車が流され、鹿野川大橋はたもとがえぐれて通行不能に。


鹿野川ダム直下の鹿野川診療所を訪問。肱川町は、1年以上も「無医状態」でしたが、住民の要望でことし3月に開院したばかりです。


「水が2階のすぐ下まで来ました。無医地区を解消できたと思ったのに残念です。患者さんのためにも再建したいですが、医療機器はすべて水没しました」と女性職員は涙ながらに話しました。


仁比氏は「大洲市街地から鹿野川ダムまで、肱川沿いのすべての集落が濁流に飲み込まれるという大災害です。大洲だけでなく、宇和島市吉田、西予市野村の被害も甚大です。被災者の声をしっかり聞き、自分の痛みとして、すべての被災者の支援に全力を上げます」と話しました。
白川さんは「すさまじい被害で、まさかという思いです。ダムの放流も疑問です。地元と四国のみなさんと力を合わせ、くらしを守り、復興のために全力を上げます」と決意を語りました。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇


梅木市議は、8日に続いて9日も被災者を訪問し、被災状況や要望を聞き、激励。厳しい暑さの中、市民は片づけに追われていました。


多田地区で農業をしている男性(74)は、自宅も倉庫も水に浸かりました。「谷川と肱川の水があふれて、あっという間に水が上がってきた。トラクターやコンバイン、田植え機などの農機具は全滅だ。共済にも入ってなかったから…。ここで生まれたが、こんなにひどい水害は初めてだ。早く電気と水道を回復してもらいたい」と言います。


妻(76)は「キャリーに入れていた野菜も流れて、冷蔵庫も水に浮いてしまい、滅茶苦茶なんですよ」と声を詰まらせます。


自宅が床上1.5メートルも浸水した八多喜地区の男性(80)は「鹿野川ダムの水は早かった。(毎秒)3000トンを超える想像つかんほどの水を流したんだから。覚悟はしとったが、あっという間に来た。若い衆が、胸まで浸かっとった年寄り2人をボートで助けた。もう少しで死んどった。昭和58年(1983年)に建てた家が初めて浸かった」と話します。


市民からは、鹿野川ダムの大放流が洪水につながったのではないかとの疑いや、大水害で地域経済が落ち込むと危惧する声、山鳥坂ダムより堤防のかさ上げを求める意見が相次ぎました。


梅木市議は「『復興のために力を貸して』と呼びかけたい。片づけや清掃にぜひ応援に来てもらいたいです」とボランティア支援を訴えます。


さらに、「廃校除去計画を進めるよりも、市民のくらしを応援する予算配分に変えるよう市に求めたい。各種の基金が70億円余りあります。災害対策、被災者支援のために使うよう市に求めたい。今回の甚大な水害がなぜ起きたのか原因を解明していきたいです」と話しています。

 

鹿野川大橋

 

廃棄された家財道具(柚木)

 

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