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被災者への支援拡充を/野村・鹿野川ダム緊急放流への嫌悪関与ただす/県議会

2018年10月14日(日)

田中かつひこ県議

 

日本共産党の田中克彦県議は9月26日、県議会で一般質問に立ち、7月豪雨災害被災者の生活再建にかかわる公的支援の拡充、野村・鹿野川ダム緊急放流への県の関与、肱川の河道掘削・堤防整備、山鳥坂ダムの治水効果の再検証、加計学園の説明責任などで中村知事の見解をただしました。


田中県議は、7月豪雨の被災者生活再建支援制度について、「国の支援金は全壊家屋に上限300万円、大規模半壊に上限250万円。全壊世帯の上限を500万円へ引き上げ、支給対象を半壊、一部半壊世帯へ拡大することは緊急、切実な課題だ。県の被災者生活再建緊急支援事業は、前向きで評価するが、限度額の引き上げも必要」と強調。国に対して被災者生活再建支援制度の拡充を求めるようただしました。


福井琴樹防災安全統括部長は「国に生活再建支援制度の対象拡大を要望している」と対象拡大の必要性は認めたものの、「支援限度額の引き上げは求めていない」と答えました。


田中県議は、宅地内の土砂・がれきの撤去について、「国の補助・交付税措置で自治体負担が大幅に軽減された」と強調。宅地内の廃棄物混入土砂撤去の自治体の実施状況を質問。半壊家屋や空き家でも公費負担で撤去が可能であることを周知するよう求めました。


金子浩一県民環境部長は「廃棄物混入土砂撤去では、被災16市町のうち6市町が公費負担制度を活用。家屋等の解体撤去が必要な8市町すべてが公費解体制度を導入している」と答え、被災者負担の自治体はないことが確認されました。


田中県議は、カンキツ農業の復旧に向けた取り組みについて、被災農家の要望、JAをはじめ関係者の意向をどう反映させるのか、生業支援策はどういう観点で進めるのかとただしました。


中村知事は「崩落園地の復旧は、農作業受託や新たなカンキツ生産実証事業などを軸に、生産者の営農意欲の維持と被災前より近代化した産地の復興に努めていきたい」と答えました。


田中県議は、野村・鹿野川ダムの緊急放流について、「防災の識者から『放流は大量の水が一気に流れ、下流に人がいれば死者が出かねない。避難完了を確認してから放流しなければならなかった』などの指摘や批判が寄せられている」と紹介。


▽野村ダム管理所長から西予市野村支所長への「最悪の事態を想定した対応」を要望するホットライン通報の認識は県に伝わっていたのか▽県はどの時点で放流による甚大な被害を想定したか▽ダムを管理する国の責任は重大、国は猛省すべきだ。県はどう認識しているか――と質問しました。


杉本寧土木部長は「県には、最悪の事態との認識は伝わってきていなかった。重く受け止めている。国の検証の場に県としても参画し、議論したい」と答え、国、県、自治体の情報共有ができていなかったことが明らかになりました。被害想定については「放流量が野村ダムは6時45分に毎秒1450邸⊆野川ダムは7時43分に毎秒1004鼎箸猟綿鵑あった時点で下流域浸水を認識した」と答え、事実上、緊急放流まで最悪の被害を想定できなかったことも明らかになりました。

 

肱川の河道掘削、堤防整備を

加計学園に会見と説明求めよ

 

田中県議は、肱川の治水、防災対策について、「国交省は、肱川と肱川水系で、堤防や河道整備などで治水機能を強化し、緊急対応では、樹木伐採や河道掘削も含むと説明している。これらは住民からも要望があり、緊急に対応するべきだ」と述べました。


「山鳥坂ダムも完成させるとしているが、治水対策としての有効性を、立ち止まって検証することが必要ではないか。『山鳥坂ダムが完成しても被害は防げなかった可能性がある』と国交省は説明しているとの報道がある」とただしました。


杉本土木部長は「肱川の治水対策は、堤防やダム整備を組み合わせて進めている。山鳥坂ダムは治水対策として位置づけており、再検証を国に求める考えはない」と答えました。


田中県議は、加計学園獣医学部問題で、知事のコメントや全会一致での説明責任を求める県議会決議があっても、加計孝太郎理事長が再会見を拒否するなど説明責任を果たそうとしない姿勢を厳しく批判。再会見に応じない学園の姿勢をどう認識しているかと質問。


西本牧史企画振興部長は「加計学園に一連の問題について丁寧に説明するよう求め続けている。理事長にはすみやかに、あらためて記者会見を行ってほしい」と答え、学園側からの相談や問い合わせは何らないことを明らかにしました。


田中県議は、現在の経済産業省貿易経済協力局審議官で、当時の国家戦略特区担当内閣府の地方創生推進室次長だった藤原豊氏は、2015年8月6日、加計学園を訪問した後、岡山県から今治市までと、今治市から松山空港まで加計学園の車を使って移動し、国家公務員倫理規程違反で処分を受けたと指摘。「加計学園関係者は誰が何人来て、名刺交換はしたか。藤原氏とどういう話をしたか」と質問しました。


西本部長は「加計学園関係者がいたことは覚えているが、どんな話があったかは覚えていない」と答えました。

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