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公約実現、あたたかい県政へ全力/みんなの会と和田氏が記者会見で決意/知事選

2018年11月30日(金)

 

「私たちの闘いは、これからも不断に続く」と決意を述べる和田宰氏と、みんなの会の川原代表委員代表、今井事務局長(18日、松山市)

 

「改憲、消費税増税、伊方原発3号機再稼働など国の悪政をそのまま持ち込み、ダム建設や分水事業などの無駄遣いを続けながら県民サービスを切り捨てる中村県政の継続か、国の悪政にきっぱりものを言う和田県政の実現で、県民の命と安全、くらし、平和を守る、県民の声が届く県政へ転換するかどうか」が問われた知事選は18日投票されました。明るい愛媛をつくるみんなの会の和田宰氏(66)=無所属新、日本共産党推薦、新社会党支持=は、3万3929票(得票率7・57%)を獲得しましたが及びませんでした。3期目の当選をした中村時広氏(58)=無所属現=は、自民県連と国民民主県連の推薦、公明県本部の支持を受けましたが、前回比4万2250票減、得票率で1・2ポイント下回る39万7369票(得票率88・70%)。田尾幸恵氏(49)=無所属新=は、1万6708票(得票率3・73%)でした。投票率は、過去最低の39・05%。

 

みんなの会は18日夜、松山市の選挙事務所で記者会見し、和田氏は「県民の命とくらしを守るために県政を転換しなければならなかったが、勝てずに本当に悔しい。私の力不足です。私たちは、もっと力をつけないといけない」とあいさつ。


「原発の危険性が県民の命とくらしを脅かしており、原発を止めて廃炉に向かわせなければならない。中村県政は、災害をくい止めるために、築堤など河川整備を求める県民の声を真剣に聞くべきだ。県政で筋を通す野党と県民のみなさんの力を得て、全力でがんばってきた。私たちの闘いは、これからも不断に続いていきます」と述べ、拍手に包まれました。


みんなの会の川原光明代表委員代表は「和田さんを擁立して、三つの県政転換をはかろうと戦い、政策的にも論争的にも大きくリードした。伊方原発の問題一つ取ってみても、相手側は一言も言わなかった。和田さんは、伊方原発を廃炉にして再生可能エネルギーに切り替えると提案した。これらの訴えが県民の中に行き渡らなかったのは、私たちの弱さであり、課題だ。和田さんが勇気を持って決意していただいたことに感謝したい。県民にあたたかい県政をめざし、安倍暴走政治から県民の命とくらしを守り、公約実現へ全力でがんばりたい」と述べました。


みんなの会事務局長の今井正夫愛媛労連議長は「私たちの運動の中で伊方原発1・2号機が廃止になっており、日常的な県民要求実現の運動が大事だ。今回、みんなの会だけではなく、新社会党や緑の党、反原発の市民グループのみなさんが支持していただき、一緒に和田さんを押し上げてもらった。私たちは、ここで終わらない。県民の声を活かした大きな運動をしていかなければならない」と述べました。


緑の党の小倉正四国ブロック地域代表評議会委員は「脱原発、伊方3号炉を止めるために和田さんにがんばっていただきたかったが残念だ。このまま終わるわけにはいかない。3号炉をなんとしても止めていこう」と呼びかけました。


日本共産党の林紀子県委員長は「知事選はみんなの会で、松山市長選は党地区委員長が無所属で出馬し市民の会が推薦するという形が取れたのは、この間の市民と野党の共闘の発展、県民と市民の運動の発展が背景にある。現職タッグに対して最後まで戦い抜けた意義は非常に大きい。県議会と市議会の市民派の無所属議員に応援していただき、選挙の中で共闘の輪が広がった」と強調。


「この間の伊方原発再稼働阻止や加計疑惑徹底解明、くらしや福祉などの粘り強い県民運動が下支えとなって、すばらしい公約を打ち出せた。また、安倍政権の悪政にノーと言える首長を選ぼうということを一体に訴えることができた選挙であり、確かな手ごたえを感じた。来年の県議選や参院選に、しっかりと活かせる戦いができた。今後も、公約実現のために一緒にがんばりたい」と話しました。

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