佐々木隆雄町議
日本共産党の佐々木隆雄町議は2月28日、砥部町議会で一般質問に立ち、状況の変化や最新の知見も踏まえた防災計画の見直しが必要ではないかと佐川秀紀町長の考えをただし、緊急車両通行不可能箇所の現状について質問しました。
佐々木町議は冒頭、「今年度、加齢性難聴者補聴器の補助が本格的にスタートするが、町長が県内最初に思い切って決断されたことに敬意を表したい」と述べました。
佐々木町議は、南海トラフ巨大地震による町被害想定は、2013年県地震被害想定調査結果を基にしており、町防災マップには、建物や人的被害、災害に対する心構えやリスク等が記載されているが、想定は10年前の数値であり、状況の変化や最新の知見も踏まえた見直しが必要だと指摘。
「防災基本計画は、能登半島地震の影響で、国が今春に予定していた改定を延期するとの報道もあるが、国や県の計画策定を待つだけでなく、町独自でも検討すべきことがあるのではないか」と強調。
各被害想定数の増減見通しを質問し、文部科学省が23年度〜25年度までの3年間、体育館へのエアコン設置補助率を3分の1から2分の1に引き上げており、制度の活用を検討できないかと提案しました。
佐川町長が、体育館のエアコン設置について、「重要だと認識しているが、厳しい財政状況から、補助制度を活用しても困難だ」と答えたため、佐々木町議は再質問し、総務省の交付税を活用すれば30%の負担でできると力説。文科省の補助金も総務省の交付税も期限が25年度になっているとして設置を検討するよう重ねて求めました。
佐々木町議は、町内の緊急車両通行不可能箇所は、町道74、生活道路144の合計218箇所もあるとして、積極的に改善するよう求めました。
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日本共産党の大森ようこ西予市くらし・子育て相談室長(市議予定候補)の事務所開きが3日、西予市の事務所(宇和町卯之町5丁目180矢内マンション203号)で行われ、30人が参加しました。西予市議選(定数18)は4月21日告示です。
西井直人党南予地区委員長(衆院3区予定候補)は「岸田政権の大軍拡・大増税路線に歯止めをかけ、物価高騰からくらしを守る政治の実現が求められる情勢の中での選挙」と力説。
「住民の願いに寄り添い、子ども医療費無料化拡充、災害対策、市立病院等の民営化反対を掲げてきた和気数男市議の議席はなくてはならない議席」と述べ、明るく、積極果敢な大森さんに、和気市議の議席を引き継がせてほしいと訴えました。
大森さんは、両親が野村病院とつくし苑でお世話になり、愛着があるとして、「職員のみなさんは、本当に悔しい思いをされている。東京の、顔も知らない人たちが管理運営するようになると思うと悔しい。不安、怒りの声が上がるのも当然です。いまのまま公立で残すために、市民のみなさんの声を聞いて、和気市議と一緒にがんばります」と決意表明しました。
一色一正党県常任委員は「市立病院などの統廃合がされると、活性化どころか過疎化がさらに進む。医療機関を崩壊させてしまうような市政に待ったをかける、なくてはならないのが日本共産党の議席。大森さんを議会へ送り出し、市民のくらし、市の未来を守ろう」と力を込めました。
建交労西予分会の上甲勝彦分会長は、日本共産党議席が空白の市議会は、「市長に右へ倣え、長い物には巻かれろ」だったとして、「全面的に協力し、大森さんを一生懸命応援したい」と決意と期待を語りました。
片岡一記選対事務局長は「定数18に現職16、新人4の20人が立候補を予定し、大変な激戦になる。まだまだ知名度が低く、これからが本番。ビラまきや街宣、電話かけなどに力をお借りしたい」と呼びかけました。
堀辺都佳党宇和支部長の発声で、参加者はガンバローを三唱しました。
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裏金徹底究明と、関与した国会議員全員の証人喚問を求める林県委員長、片岡氏、小島氏(16日朝、松山市)
日本共産党県委員会は16日朝、松山市の市駅前で街頭宣伝し、自民党の裏金問題を厳しく批判。「金権腐敗政治を一掃するための請願署名」を呼びかけると、79歳の女性が自転車を止め、「私らはチラシを見て、1円でも2円でも安い物を探してるのに、自民党は感覚が全然違う。国民は1000円でも万引きしたら捕まるのに、自民党国会議員は何千万円も裏金にしても捕まらない、おかしい」と怒ります。
続けて、「昔、共産党はアカじゃの、どうじゃのと言って、捕まえて拷問までしてたけど、本当のことや正しいことを言われたら国や自民党が困るから、あんな風にしたんやと思う。もう自民党には入れん」ときっぱり。
林紀子県委員長と片岡朗衆院1区予定候補、小島建三県常任委員が参加。
林氏は「自民党組織ぐるみで、20年も前から政治資金パーティー券をピンハネし、虚偽報告して裏金にしていた。選挙のために裏金を作っていたのではないかとのカラクリまで見えてきた」と述べ、徹底究明と、関与した国会議員全員の証人喚問、金権腐敗政治の温床となっている、パーティ
ー券を含む企業・団体献金の全面禁止、政党助成金の廃止を求めました。
片岡氏は、自民党所属全議員を対象にした「調査結果」について、「岸田首相はまともな調査もしていない。裏金がいつから、誰に、いくら渡され、どう使われてきたのかまったく明らかになっていない」と厳しく批判。
政治資金パーティー券購入や企業・団体献金で、大企業・財界の利益最優先の政治にゆがめられ、日本は賃金が上がらない国にされてしまったと述べ、「政治とカネ問題の膿を出し切り、国民の命とくらしが大事にされる政治に転換しよう。総選挙で日本共産党を大きく躍進させてください」と呼びかけました。
「強く大きな党を築き、日本の夜明けを開こう」と日本共産党県委員会は18日、松山市内で第68回県党会議を開き、県党の総合計画を採択しました。
総合計画は、総選挙で比例6万5000票の獲得で今度こそ四国から衆院議席を実現することや、第30回党大会までに党員、「赤旗」日刊紙、日曜版、愛媛民報で第28回党大会現勢回復をやり遂げるなど意欲的な内容です。
林紀子県委員長が第29回党大会報告、石本憲一県書記長が総合計画を提案。白川よう子衆院比例候補が来ひんあいさつ。
新役員は、▽委員長=林紀子(61)▽副委員長=田中克彦(56)▽書記長=石本憲一(77)▽常任委員=一色一正(74)、小路貴之(81)、小島建三(71)=以上再、杉村千栄(46)=新。(敬称略)
総務省担当者(左モニター画面)に市民の声を伝え、調査と指導を求める和気市議と大森さん(16日、西予市野村町)
大森さんは「60床の野村病院を、無床の診療所か30床に減らすという市の案に対して、住民からは『これでは生きていけない』『中山間地域の切り捨てをするな』などの不安、疑問、怒りの声がいっぱい上がっている」と紹介。
野村病院がなくなれば、野村や城川町から、宇和町の市民病院まで行かなければならなくなり、「時間もかかり、免許を返納し足もない。高齢化・過疎化の下でも、市民の命は守るとの立場で公立病院を守り、残してほしい。総務省の支援事業は、本当に公立病院を応援し、市民を守るものなのか」とただしました。
和気市議も「過疎化の進む中山間地の医療は切り捨てていいのか、それとも守るために支援をするのか」と質問。「30床に減ったら大変なことになる。この計画が出てから医療従事者が16人ほど辞めている。職員組合のアンケートでも、指定管理になると半分以上の医療従事者が退職を考えると答えている」と指摘。
「市民や職員は、不安を持ち、医療崩壊まっしぐらだ。全国的に減っている医療従事者を200人以上も分限免職する、こんな乱暴なことはない。野村病院はいまのまま維持してもらいたい。総務省として実態をよく調べ、適切な事業がやられているのかチェック、指導してほしい」と求めました。
白川さんは「人口が減っていくからこそ、病院は?最後の命の砦?だ。野村町は、西日本豪雨災害で大きな被害を受け、くらしも心も傷つき、復興へ力を合わせてがんばってきた地域であり、ここで暮らしたいという思いはすごく強い。だからこそ野村病院の病床がなくなってしまうなんて耐えられない」と力説。
「公立病院経営強化ガイドライン」には、指定管理者制度導入の注意点として「医師・看護師等の理解を得ながら進める」と明記されていると指摘し、ガンドラインに則って進めているのか確認してほしいと求めました。
総務省担当者は「田舎に行くほど公立病院が地域医療を守ってがんばっているが、若年層・働き手がどんどん減る中では、地域医療圏全体で機能分化していく必要がある」「指導はできないが、いただいた意見は、市に伝えたい」と答えました。
今回の交渉は、宮本岳志衆院議員事務所の尽力で実現したものです。
]]>「企業・団体献金もパーティー券も禁止しよう」と訴える片平市議と伊藤地区委員長、石津氏(9日、新居浜市)
四国4県の日本共産党は9日、各地で四国ブロック一斉宣伝(毎月第2金曜日)に取り組み、新居浜市では、井谷幸恵市議と片平恵美市議それぞれが、各支部とともに6カ所で街頭宣伝しました。
裁判所前交差点で、伊藤学党東予地区委員長、片平市議と北西支部、東支部の党員らが「金権腐敗政治を一掃しよう」と呼びかけると、自転車を止めて「年金が下がってかなわん!共産党がんばってくれ」と激励する市民もいました。
伊藤地区委員長は「政治資金パーティー裏金と企業・団体献金、政党助成金と三重にカネを集めている自民党に政治を任せていいのか。国民は怒り心頭だ」と指摘。
「政治資金パーティーは、きっぱり禁止にするべきだ。日本共産党は、裏金作りの真相究明、企業・団体献金の全面禁止を求めている」と力説。
「日本共産党は、政治とカネの問題でも、国民のくらしの問題でも、国民主人の政治をつくります。四国のみなさんの声を国会へ届けるために、総選挙ではなんとしても四国ブロックから白川よう子さんを国会へ」と訴えました。
北西支部の石津建一氏は「裏金疑惑の自民党国会議員は真実を語ろうとせず、秘書などに責任を押しつけるばかりだ。金額の多少にかかわらず報告するべきものを報告しなかったこと自体が、明らかな違法行為だ」と述べ、パーティー券購入を含めた企業・団体献金の全面禁止法案を成立させようと呼びかけました。
北西支部の渡邉泰治郎支部長は「自民党政治の下で30年以上も賃金が上がらず、経済が停滞・衰退し、『失われた30年』とも言われている。ここに物価高が襲いかかり、深刻な打撃になっている」として、日本共産党の経済再生プランを示し、政治の責任で賃上げと待遇改善を進めようと力を込めました。
片平市議は、ワーキングプアは2100万人にもなり、賃金は正規職員の67%、非正規雇用の7割は女性だと指摘。「コストカットを」との財界の要求に応えて非正規雇用を拡大し、労働者の保護をなおざりにする自民党政治が続いてきた裏には、企業献金や政治資金パーティー券などがあったと力説。企業・団体献金もパーティー券も禁止しようと訴え、「パートで働くみなさん、派遣社員、非正規公務員、ギグワーカー、フリーランスのみなさん、明日に希望が持てる、人間らしい働き方、ジェンダー平等の実現へ一緒に考え、力を合わせ、解決していこう」と呼びかけました。
党大会報告をする林県委員長(1月27日、今治市)
日本共産党東予地区委員会は1月27日、今治市の河野美術館で、「日本共産党を語る会」を開催しました。林紀子県委員長が「日本共産党の魅力」と第29回党大会について存分に語りました。
林県委員長は、子どもの頃のピアノと音楽との出会い、党との出会いなどに触れ、「日本共産党の101年の歩みは、困難や曲折も経ながら、侵略戦争反対、国民主権、独立と民主主義、国民生活向上、男女平等、覇権主義反対などの旗を高く掲げ、一貫して国民とともに闘い、歴史の本流の促進者としての真価を発揮してきました。日本の政党の中で、一貫した歩みを持ち、『未来社会』を展望できる政党は、日本共産党だけです」と力説。
党大会の報告では、「感動的で歴史的な大会でした」と討論のすばらしさを語った上で、「『田村智子委員長のパワハラ』と、結語の内容で攻撃しているが、問題点を指摘し、党員としての姿勢を批判したことは当然ではないでしょうか」と訴えました。
「党を大きく強くするためにも、新しい仲間となって歴史をつくり、未来を開く生き方に踏み出しませんか。ぜひこの機会にご入党ください」と参加者に呼びかけました。
昨年9月に入党した40歳代の新入党員の新鮮な決意表明があり、会場が一気に盛り上がりました。
最後に、「日本共産党が、企業・団体献金、政党助成金をいっさい受け取らず、国民と草の根で結びついた清潔な財政活動をすすめていることは、?政治とカネ?を巡って深刻な汚職・腐敗事件が繰り返される中で、日本共産党への信頼の大きな源泉です。そんな清潔な党へぜひ入党してください」と伊藤学東予地区委員長が締めくくり、閉会しました。
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菅県総務部長(左)に予算要望書の説明をする田中県議(1月30日、県庁)
田中県議は、能登半島地震は、1995年の阪神淡路大震災以降の約30年間で、7回目の最大震度7を計測する地震であったと指摘。
「災害関連死を防ぐための手立て、食事や医薬品、段ボールベッドなどを備蓄しているはずなのに、物資や情報が被災者に届かないなど、非常に危機感を感じた。拠点病院が大きな被害を受け、福祉避難所となるべき高齢者施設が被災し、受け入れ困難になるなどの状況もあった」と強調。
被災地から一定離れた自治体のホテルや宿泊施設などへの高齢者や生徒の2次避難など、今後に備えていくことが必要と訴えました。
さらに、南海トラフ巨大地震の県内被害想定は、死者1万6000人、建物全壊24万3000棟、1カ月後の避難者数55万8000人であるとして、建物耐震化、避難所運営、高齢者や子どもをはじめ災害弱者対策を検討するよう求めました。
能登半島の志賀原発内で観測された揺れ(加速度)が一部、想定を上回り、変圧器の故障や油漏れ、外部電源も一部使えなくなるなどのトラブルが多発し、原発災害に備えた避難道路も大きく被災し、放射線量を測定するモニタリングポストも最大時18カ所で通信が途絶えたと指摘。
「原発から5?〜30?圏の住民はまず原則、屋内退避となっているが、能登半島地震では多くの家屋が倒壊し、屋内退避どころではなかった。原子力規制委員会は、『原子力災害対策指針』の見直しも表明している」として、知事自身の言葉で、新たな知見や「指針」が原子力規制委員会から示され、検証されるまでは、伊方原発3号機を停止するよう求めるべきではないかと提案しました。
県民のくらしや地域経済については、物価高騰による厳しさが続き、今治市など県内のいくつかの自治体は来年度、学校給食費を値上げする方向だと指摘。
「賃上げが物価高騰に追いつかず、子育て支援拡充の必要がある時に、給食費値上げは子育て世帯に痛手だ」として、県と市町が連携し、保護者負担が増えることのないよう配慮し、学校給食費無償化へ計画的取り組みを進めるよう求めました。
政治資金パーティー問題が政治不信を助長しているとして、政治資金パ
ーティーを開いている中村知事に対して、県民目線に立って、政治資金パーティーを行わないと表明し、政治とカネの問題に一石を投じてはどうかと勧めました。
菅規行県総務部長は「『想定外』ではすまされないと考えるので、教訓にして対応していかなければならない。物価高騰対策では、生活支援が必要なので、対応できるところは対応したい」と答えました。
福祉避難所増やし耐震化を
この他の主な要望項目は、▽被災者生活再建支援法の抜本的改正、生活再建支援金の上限300万円を大幅に引き上げるよう知事会通じて強く求める▽木造住宅耐震化促進事業の上限額や補助率の引き上げ。1981年5月以後の着工へも対象を拡充する。私立幼稚園や保育園、高校の耐震診断や耐震化の促進▽福祉避難所が機能できるよう、耐震診断や非常用電源等の状況を検証し、指定箇所を増やす。上限額や補助率の引き上げ、耐震化、太陽光パネル設置や蓄電池等の非常用電源設置などの促進▽災害時に拠点病院となる県立病院や自治体病院の医師や看護師の確保や増員。保健所機能強化▽伊方発電所敷地周辺や地下の断層帯を、専門家を含め県が調査し、検証する▽物価高騰に対する中小企業の価格転嫁と賃上げの後押しとなるよう取り組む「パートナーシップ構築宣言」を活かし、中小、小規模事業者振興、県独自の賃上げ助成制度の継続・拡充。非正規労働者の賃上げ促進へ、奨励金支給▽「地域経済再生給付金」(仮称)を創設し、中小企業含め地域や業種を支援▽中学校3年までの35人以下学級の早急な実現▽ジェンダー平等を促進し、賃金格差是正などを事業者に働きかけ、性暴力、DV、痴漢対策など被害者根絶に踏み込んだ取り組みの検討▽国保料(税)水準の県内統一を性急に進めることはやめ、県国民保健運営方針の改定は行わない――など。
ガンバローを三唱し、市議選、総選挙勝利へ決意を固め合う党大会報告・決起集会参加者(8日、西予市)
「西予市議選勝利、大森ようこさんを市議会へ」と8日、日本共産党西予市委員会は、ふれあいセンターで「第29回党大会報告・決起集会」を開き、大森ようこ市議予定候補が決意表明。林紀子県委員長と党大会代議員の遠藤綾八幡浜市議が報告を行い、「党大会決定を学び、身につけて、市議選と総選挙勝利へがんばろう」と呼びかけました。
西井直人党南予地区委員長(衆院3区予定候補)は「党大会決定を学び、市議選を戦う力にし、四国から比例の白川よう子さんの議席を勝ち取るために奮闘しよう」とあいさつしました。
決起集会で、和気数男市委員長(市議)は「西予市民病院、野村病院、つくし苑の民営化が大問題になっており、どこでも市民の関心が高く、城川町などでは悲痛な声まで聞く。この市民の声を市政に届かせるためにも、絶対に大森さんと党議席を交代しないといけない」と決意を込めて開会あいさつしました。
大森さんは、自らの生い立ちや、党員としての歩みを語り、「市民病院などの民営化が突然出てきて、『反対』と言わないまでも、『どうなっているんですか』とさえも発言しない市議会で、和気市議だけが共産党議員として発言し、一生懸命追及されている。決意してから、日に日にその議席の重さを感じ、絶対に共産党の議員は必要だと思っています。こんな市政、過疎化が進む野村・城川の地域医療を切り捨てるようなことを許してはいけない。和気市議の後を引き継いで、民営化を絶対に阻止したい」と決意表明。
妊産婦検診完全無料化や1〜3歳児保育料無償化、小中学校給食の無償化、上下水道料金値上げ反対、無駄な野村ダム改修工事をやめさせ河道掘削を実施することなどを公約したいと述べました。
選対事務局の水谷亀男さんは「宝の議席を守らなければならない。SNSなど新しいこともどんどん取り入れ、みんなで知恵と工夫を出し合い、がんばっていこう」と訴えました。
党大会報告会で林県委員長は「4年前に和気さんが16年ぶりに議席空白を克服した喜びを大森さんにしっかりつなげていくために、党大会決定を身につけて選挙に臨もう」と力説。
党大会決定の中心点について、▽綱領路線を発展させた社会科学の文献▽全党の英知と実践を結集してつくり上げた集団的認識の到達――などと説明。「自民党政治を大もとから変える日本共産党を強く大きくし、今度の総選挙で躍進するために全力を上げよう」と呼びかけました。
遠藤八幡浜市議は「貴重な体験ができ、苦労して党をつくった経験などを聞くことができた。決議の中で一番感銘を受けたのは、『多数者革命と日本共産党の役割』のところで、?国民多数を結集して民主的変革を行うために各階層に党員が必要で、共産党が先頭に立って世の中を変えていくんだ。そのために党員拡大するんですよ?ということが強調され、自分の初心にかえるという意味でも、ここがいいなと思った。みなさんと一緒にがんばりたい」と党大会報告を行い、参加者から大きな拍手が送られました。
参加者は、「党大会代議員に各支部を回って大会報告してもらい、大会決定を浸透させてほしい」などと感想を語り合いました。
西予生健会の堀辺都佳会長の発声で、参加者はガンバローを三唱し、市議選、総選挙勝利へ決意を固め合いました。
自民党政治を終わらせる国民的大運動を起こし、強く大きな党を」と呼びかける林県委員長(1月28日、西条市)
日本共産党西条市委員会と西条市日本共産党後援会は1月28日、西条市の「SAIJO BASE」で、「新春のつどい」を開き、20人が参加。林紀子県委員長が第29回党大会報告を行い、「自民党政治を終わらせる国民的大運動を起こし、強く大きな党をつくろう」と呼びかけました。
川又博範さんの「日本国憲法前文」のうたごえでオープニング。
山地美知一市委員長は「党の101年の歴史と綱領を誇りにし、時代が生成AIなどで変わってきている中、人のつながりを大切に、世の中を変えよう」と開会あいさつ。
林県委員長は「『自民党政治を終わらせよう』が合言葉になり、党勢拡大、新しい躍進をスタートさせる党大会となった」として、「発言は、感動の連続だった。ヒントがいっぱいなので、『赤旗』や『前衛』でぜひ読んでほしい」と力説。
「国際情勢と改定綱領の生命力」について、「平和を壊す大逆流が起きているが、対話を重視したASEANの取り組みが、経済発展をバックに平和の本流としてたくましく前進し、アメリカなど大国も『ASEANを敵にしたくない』という変化を起こしている」と述べ、日本共産党の外交ビジョン・野党外交が世界の平和の本流と響き合っていると解説。
「日本共産党が大きく躍進しないと、自民党政治のゆがみの大もとをただすことができない」と力を込めると、参加者は、相槌を打ちながら、真剣なまなざしで聴き入り、決意を新たにしました。
越智由美子市議は、市議会報告を行い、バス路線の減便・廃止で、旧東予、小松地域などで乗合タクシーが導入されるとして、利用者の立場に立った、使いやすいものにしていきたいと強調。
小学校の少人数学級実現などを求めて質問し、18歳までの子どもの医療費無料化が4月から実現する予定になったと紹介しました。
川原光明後援会長は「党大会決議は、知的な刺激を与えてくれた。かたや自民党政治のカネまみれの汚いやり方に、天と地ほどの差を感じた。党大会決議を学んで、しっかりと身につけ、自信と確信を持って新しい政治をめざして一緒にがんばっていこう」と閉会あいさつしました。
4月21日告示(28日投票)の西予市議選(定数18)に立候補を予定する日本共産党の大森ようこさん(63)=党西予市くらし・子育て相談室長=。16年間の党議席空白を4年前に克服した和気数男市議の議席を必ず引き継ぐために全力を上げます。
この4年間がんばった活動が、立候補する決意を後押ししました。
▽2021年、愛媛食健連グリーンウエーブで、市教委にコロナ禍で学校給食費を払えない家庭の実情について質問し、学校給食費無償化を要望▽22年、西予生健会で、664人の「介護認定者への税金控除の障害者適用を求める署名」を市に提出し、市民負担軽減を要請▽23年、県生健会で、低所得者のくらしを守るために電気料金値上げ相当分以上の県補助や、生活保護基準額大幅引き上げを国に要請するよう中村知事に要望――。
野村町で生まれ、高校卒業まで同町で育ちました。「母親に反発し、内にこもっていき、苦しい高校時代でした」と振り返ります。
そうした生き方を変えたのは、大学でのセツルメントサークルと、新婦人の親子リズム活動(リズムに合わせて親子で体操し、体と心の発達をうながす)との出合いです。セツルメントでは、ものの見方・考え方を学び、親子リズムでは、みんなで本音で話をする楽しさを積み重ねてきました。
市が進める西予市民病院と野村病院、つくし苑の指定管理導入(民営化)では、両親ともに野村病院・つくし苑にお世話になった経験もあり、民営化反対、公立としての存続・充実を求め、「安心して住み続けられる西予市に」と訴えています。
「市民のみなさんの声をよく聞き、その声を議会に届けたい。女性がもっと生き生きと暮らし、伸び伸びと力を発揮できる市にしたいです」ときっぱり。
妊産婦検診完全無料化や1〜3歳児保育料無償化、国保税引き下げ、上下水道料金値上げ反対、無駄な野村ダム改修工事をやめさせ河道掘削の実施、伊方原発廃炉などを公約したいと決意を語ります。
趣味は、車を運転しながら洋楽やジャズを聴くことです。
略歴 野村高校、大谷大学短期大学部幼児教育科卒。県経済連合会、野村町立野村保育所(臨時職員)などで勤務。現在、西予生健会事務局次長、新日本婦人の会野村支部親子リズム担当、党南予地区常任委員、党県委員。
白川よう子衆院比例予定候補を迎えて1月26日、日本共産党東予地区委員会と新居浜市委員会、新居浜市後援会共催の「新春のつどい」が新居浜市のレーイグラッツェふじで開かれ、65人が参加。白川氏は第29回党大会の報告をし、市民と野党共闘を進めてきた2氏が来賓あいさつ。うたごえや出し物もあり、参加者は、笑顔と勇気、元気をいっぱいもらい、自民党政治を終わらせる国民的運動を発展させ、日本共産党を総選挙で躍進させる決意を固め合いました。
山本修三さんの腹の底からの大きな掛け声で、「がんばろう」を大合唱し、拳を突き上げる参加者(1月26日、新居浜市)
伊藤学党東予地区委員長は冒頭、能登半島地震被災者にお見舞いを述べるとともに、救援募金に取り組もうと述べ、「市民と野党の共闘の再構築へ全力を尽くし、総選挙で白川さんを国会へ絶対に送り出そう」と力説。
「党大会は、どんな困難にも負けない、強く大きな党をつくること、1世紀にわたる歴史で試された不屈性、自己変革、国民との共同をさらに発展させることなどをテーマにし、大きく成功した。東予地区党も、新たな前進と飛躍をめざそう」と呼びかけました。
白川氏は、自民党の政治資金パーティー券裏金問題が明るみになり、「金にまみれた、汚い政治を変える時だ。国民的な大きな怒りがわき起こり、派閥解散に追い詰めたが、これだけでは許せない。国民的な運動を大きく起こして真相を解明し、自民党政治を終わらせて新しい政治をつくる総選挙にしよう」と訴えました。
党大会について、「田村智子新委員長、初めての女性党首誕生を心から喜びたい。そして民主集中制の生命力を感じた大会だった。どんなことがあっても負けない、自分たちの足できちんと立つ党をつくるためにも、党勢拡大にしっかり取り組んでいこうと提案された」と報告。
「自民党政治をどう変えていくかが豊かに盛り込まれた決議を読み、支部で討議し、国民のみなさんに広く知ってもらい、四国から議席を勝ち取ろう」と呼びかけると、大きな激励と決意の拍手に包まれました。
党大会に代議員として参加した飛鷹裕輔四国中央市議は、涙が出た発言を紹介し、「力を合わせて10年先、20年先、100年先へ、党をつくるためにがんばり、若い同志を迎え入れ、ともに成長したい」と感想と決意を述べました。
2氏が来賓あいさつ。佐々木龍元新居浜市長は、自民党の政治資金パーティ―券裏金疑惑に触れ、「まじめな政治に戻してもらいたい」と力説。
新社会党の川崎利生元市議は「戦争を止め、憲法改悪をさせず、軍事予算肥大化を止めて生活を守ろう。自民党政治を終わりにし、野党で力を合わせて新しい政治をつくろう」と呼びかけました。
仁比聡平参院議員と永江孝子参院議員のメッセージが紹介されました。
第2部は、新居浜市勇太鼓の勇壮な腹に響く演奏でオープニング。新居浜市党後援会の山本修三事務局長の音頭で乾杯。女性後援会や各地域後援会からオカリナや尺八の演奏などの出し物が披露され、民青同盟員の活動報告には「がんばれよ」と会場は大盛り上がり。
ほぼ真ん中世代の「まんなか座」は、「中年の主張」で、「子ども一人ひとりを大切にしたい。でも保育士が足りない、余裕がない」「土曜も仕事、日曜も仕事、休まなければもちません」と歌い、踊って訴え、大喝采を受けました。
安藤秀夫党市委員長は「市民と手をつなぎ、健全な野党が共闘し、岸田政権を退陣に追い込み、新しい政権をつくるためにも、白川さんを必ず国会へ送り出そう」と閉会あいさつしました。
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「第29回党大会成功を力に、強く大きな党をつくり、自民党政治を終わらせ、希望ある新しい日本を」と20日、日本共産党県委員会と中予地区委員会主催の「新春のつどい」が松山市の県民文化会館で開催され、50人が参加。林紀子県委員長と党大会代議員、片岡朗衆院1区予定候補、西井直人衆院3区予定候補らが力強く決意表明しました。
永瀬党県後援会長の発声でガンバローを三唱する新春のつどい参加者(20日、松山市)
大会報告する林県委員長
田中克彦県議は、能登半島地震で亡くなられた方への哀悼の意と、被災者へのお見舞いを述べ、「被災者のくらし・生業を再建するために全力を上げよう」と救援募金に取り組むよう訴えました。また、「党勢拡大大運動は、1月末へラストスパートだ。党員拡大を中心にして最後まで奮闘しよう」と呼びかけました。
林県委員長は「感動的な党大会で、歴史的な大会だった」と述べ、採択された決議は、全党で2カ月かけて議論して、練り上げたものだと紹介。「私たちのこの間の活動と路線が、いまの情勢に響き合っていると実感でき、理念上の問題だけではなく、実践で示されていることが強い確信として伝わってくる決議だ」と力を込めました。
「党大会では『自民党政治を終わらせよう』が合言葉のように語られた。自民党政治の矛盾が極限にまで達している中で、市民と野党の共闘こそが政治を変える道であること、そのために国民的な大運動を大きく発展させる。そして日本共産党が大きく躍進することが鍵だということを打ち出した。衆院選四国比例で、今度こそ白川よう子さんを国会へ送り出すために大奮闘しよう」と述べ、「決議をじっくりと読んでほしい」と呼びかけました。
党大会で発言した杉村千栄中予地区委員長は「党が大きくなる可能性が、大会の発言の中で大きく示された。力をしっかりとつけて、次の世代をつくっていく活動にがんばりたいと決意している」と述べました。
片岡氏は「岸田自公政権の戦争する国づくり、大軍拡を絶対に止めたい。大軍拡路線が進められれば、私たちのくらしや命は破壊される。一緒にがんばり抜いて解散・総選挙に追い込んで、自民党政治を必ず終わらせよう」と訴えました。
西井氏は「日本共産党の前進を恐れる支配勢力の攻撃と対決しながら、党大会決定を指針に党を強く押し出し、アメリカ言いなり、財界の儲け最優先の政治を大もとから切り替える日本共産党の立場と政策を大いに訴えたい」と力を込めました。
安保法制の廃止を求める愛媛の会事務局長の井上雄基弁護士と愛媛労連の今井正夫議長が来賓あいさつ。井上氏は「パーティー収入の裏金問題などに鉄槌を下すためには、政治的に自公政権を追い込むしかない。総選挙できちんと野党統一候補を立て、反自民で共闘するために全力を尽くしたい」と訴えました。
白川よう子衆院比例予定候補はメッセージを寄せ、「田村智子新委員長とともに、新しい体制で力を合わせ、自民党政治を終わらせて希望ある新しい日本をつくりましょう。そのためにも強く大きな党をつくり、総選挙に勝ち抜く力を持とうではありませんか」と呼びかけました。
永江孝子参院議員、立憲民主党県総支部連合会代表の白石洋一衆院議員、社民党県連合代表の石川稔県議、新社会党県本部の真鍋知巳委員長のメッセージが紹介されました。
永江氏は「貴党が日々取り組まれている、被災者だけではない生活者のくらしの改善、生活環境の向上、改善への取り組みに敬意を表します。私自身も力を一緒につないでいきたいと考えています」と訴えました。
最後に日本共産党県後援会の永瀬勉会長の発声で、参加者は力強く「ガンバロー」を三唱し、決意を固め合いました。
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日本共産党は4月21日告示(28日投票)の西予市議選(定数18)に大森よう子候補(63)=新、党西予市市政対策委員長=の擁立を決めました。勇退する和気数男市議とのバトンタッチへ全力を上げます。
略歴 野村高校、大谷大学短期大学部幼児教育部卒。県経済連合会、野村町立野村保育所(臨時職員)などで勤務。現在、西予市生活と健康を守る会事務局次長、党南予地区常任委員、党県委員。
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日本共産党は県内各地で、元日に起きた能登半島地震の被災者救援募金を呼びかけ、「お預かりした救援募金は、全額を被災者救援、被災自治体への義援金に充てます」と訴えています。募金は、【郵便振替】口座番号00170‐9‐140321 加入者氏名「日本共産党災害募金係」*通信欄に「能登半島地震募金」とご記入ください。(手数料はご負担願います)。
能登半島地震の被災者救援募金を訴える林県委員長、片岡氏ら(4日、松山市)
党宇和島市委員会の募金
日本共産党県委員会と同中予地区委員会、民青県委員会は合同して4日、松山市の市駅前で、能登半島地震での多数の犠牲者と、避難を余儀なくされている人たちにお見舞いを述べ、被災者救援募金を呼びかけました。
林紀子県委員長と片岡朗衆院1区予定候補、田中克彦県議、杉村千栄市議、民青愛媛の中野哲也県委員長ら11人が募金箱を手に訴えると、2万4608円もの救援募金が寄せられました。
林県委員長は、志位和夫委員長を本部長とする「能登半島地震災害対策本部」を設置し、支援にあたっていると紹介。「とにかく支援が必要です。食料も毛布も足りない。愛媛県も西日本豪雨災害の時には、全国から支援をいただきました。みなさんの思いを託してください」と訴えました。
片岡氏は「孤立した地域やライフラインも復旧していない。日本共産党は、現地のリアルな実態・要望をつかみ、全力で支援にあたってます」と募金を呼びかけました。
77歳の女性は「他人事じゃない。お正月早々、大変なことになってかわいそうで、一刻も早く温かい食べ物や毛布を届けてほしい」と話して募金。
駆け寄って募金した17歳の女子高生は「戦場のように何もかも倒れて焼けて、恐ろしいです。私は13年前、まだ幼かって当時のことを覚えてないですが、東日本大震災のように原発も心配です」と話していました。
80歳の女性は「愛媛もいつ南海トラフ地震があるか分かりません。募金しましたが、みなさんがんばってください」と激励しました。
この日は、西井直人衆院3区予定候補も、党宇和島市委員会とともに救援募金を訴えました。